田代駒焼(相馬駒焼)は、慶安年間(1648〜1652)に現在地で開窯されたと伝えられています。現存の登り窯は、構造、使用度などからみて、元禄時代以前の築造と思われます。
田代駒焼(相馬駒焼)は開窯以来、相馬中村藩御用窯として代々美術陶器を製作し続け、幾多の優品を生んできました。
この窯内部の火通しの部分の基礎柱は、独特の荒砥石を用いています。また古窯として知られ、益子焼や笠間焼、また東北地方の諸窯にも大きな影響を与えました。
多くの相馬市民に親しまれている「相馬駒焼」を実際に焼いていた
「県指定重要有形民俗文化財 田代駒焼登窯」の修繕が完了し、一般公開いたします。歴史資料収蔵館に展示されている歴代の職人が制作した
「相馬駒焼」と併せてご覧下さい。
◆観 覧 方 法 ※観覧を希望する場合は必ず事前予約を行ってください
見学予約お問合せ先 : 相馬市郷土蔵 ℡0244-32-1234