きらりと光る 相馬観光ガイド
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教育旅行モデルコース【エネルギー・農業】

生活していくのに欠かせないエネルギー。災害時は停電が発生するなど、身近なライフラインが絶たれることが珍しくありません。
被災地や復興施設をめぐる基本の現地視察ツアーに併せ、これからのエネルギーについて学びます。
津波被害に遭い災害危険区域に指定された「磯部地区」のメガソーラーパネルをはじめ、水素・バイオマス・天然ガス・火力等の発電所施設をガイドとともに見学します。

 

事例紹介:中村第一中学校

バス4台(引率込み142名)で課外授業として参加した地元中学校の皆さん。当時まだ生まれたばかりのころに地元で起きた災害について学び、今を生きるための気づきを得ます。

 

震災語り部さんの講話

2011年3月11日に発生した東日本大震災。地震発生後の津波の映像を記録したDVDを視聴した後、当時家族を亡くし、自身も津波に流された体験をした『五十嵐ひで子』さんのお話を聞いていただきました。

その時人々がどのような行動をとったのか、命の大切さ、自分自身を守り生きる力について学びます。

 

 

福島県水産資源研究所(施設見学)

震災・原発事故により被害を受けた福島県の漁業再生に向け、取り組みを行う研究施設を見学。福島県沿岸の水産資源や漁業の状況などを知り、水産資源の持続的な利用について学びます。ヒラメ、カレイ、アワビなどの稚魚などを実際に見学しました。

 

 

石油資源開発㈱相馬LNG基地(見学約60分)

環境負荷の小さいクリーンエネルギーであるLNG(液化天然ガス)を安定供給するための施設「相馬LNG基地」を見学。生活に欠かせないエネルギーの生産・供給過程を知り、環境への影響や取り組みを学びました。

 

昼食:

 

相馬市伝承鎮魂祈念館・慰霊碑

津波により失われた震災前の「原風景」を後世に伝え、遺族の心のよりどころとなるために造られた「伝承鎮魂祈念館」。

慰霊碑や、当時の状況を伝える写真等を見学し、当時の津波の被害について学びます。

 

和田観光苺組合(車窓)

相馬市名産の苺の直売所であり、東北初のいちご狩り農園としてオープンした「和田観光苺組合」を車窓から見学しました。震災後の津波や塩害、風評被害などについても触れながら地元の農産業を学びます。

※1~5月は団体でのいちご狩り体験も楽しめます。(別料金)

 

 

 

合流:相馬ICバスターミナル・昼食会場等

合流後、各バスにガイドが同乗し、東日本大震災をはじめ相馬で起きた災害についてやこれからめぐる施設についてご説明します。施設見学のほか、移動中も車窓からの景色をガイドがご案内。

バス移動にはスタッフによる先導車両がつきますのでご安心ください。

※相馬ICバスターミナル(map)

 

磯部メガソーラー(車窓)

津波被害が甚大だった「磯部地区」。災害危険地区に指定された住むことができない土地を利活用した「レナトス相馬ソーラーパーク」を見学します。被災地がこれからの再生可能エネルギーの拠点へ変わっていくまでの過程を学びます。

 

松川浦大橋(車窓)

松川浦の浦口にかかる海上橋。松川浦と太平洋の境を車窓から望みます。橋を渡ると、日本の渚百景に選ばれ2018年1月通行が再開された約6kmの大洲海岸へつながっています。

 

 

大洲海岸(車窓)

松川浦大橋から続く、市道大洲松川浦ラインを車窓から案内します。

東日本大震災時、津波被害で海岸堤防と道路が約350m決壊しました。復旧の完成は2018年3月。地盤改良工事を含めて約5年の歳月をかけて完成しました。直線5Kmの太平洋と松川浦を両手に望むことができます。

 

エネルギー施設(見学約60分)

㈱相馬LNG基地、福島天然ガス発電所、相馬共同火力発電所等のエネルギー施設を見学します。生活に欠かせないエネルギーの供給過程について知り、環境への影響や取り組みを学びます。