2022.1.20(木)
カニなどに並び、冬の味覚である高級魚「トラフグ」。
西日本で多く親しまれているフグですが、近年、福島・相馬沖などで水揚げが急増している!と話題に。
福島産天然トラフグとしてブランド化しPRする動きが始まっています。
1月20日(木)、新しい特産として流通・提供を広めるため、福島産天然トラフグ「福とら」の試食会が開催されました!
2021年9月~12月の漁獲量は28トン。2019年の2トン、2020年5トンから急増し、現在は全国でトップレベルに匹敵する水揚げです。
水温が上昇していることなどから数年前から徐々に増えはじめ、本格的な水揚げへ転化しました。
水揚げされるトラフグは主に西日本へ流通しており、地元ではあまり馴染みがない食材です。
有毒を持つフグを調理するには資格免許が必要ですが、保有している提供店は市内でも数店。
今後特産としてブランド化し、さらに身近なものとして味わってもらうため「福とら」と名付けられました。
今後、資格取得や身欠き加工による流通促進など、提供にあたっての準備が進められていく予定です。
試食会で提供されたのは全5種類のフグ料理。
この試食会のために用意されたメニューです。
淡泊ながら、弾力のある肉厚な食感とうまみが魅力です。
△揚げたてのフグ唐揚げ。弾力ある身の食感が合います。
ふぐ料理のほか、相馬ならではの松川浦産青のり(ヒトエグサ)料理もふるまわれました。
△揚げたての青のりの天ぷら。香ばしい香りが食欲をそそります。
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※2022年1月20日時点
先述のように、現在トラフグを提供できるお店はわずか数店。
地元旅館や飲食店でも気軽に食べられる日が来るよう、絶賛準備中です!
●トラフグの水揚げ時期・・・9月~1月(目安)
仕入れがあった時のみの提供のため、来店の際は必ず店舗へご確認ください。
●トラフグ料理メニューについて
≫てっちり 税込3,500円
≫ふぐコース 税抜10,000円~(要問合せ) など
≫ひれ酒 税込550円 など